フラの歴史と今。いつから踊られていたの?

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フラ
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一般に「フラダンス」と言うことが多いと思いますが、フラは「踊る」という意味なので「フラダンス」はダンスダンスになっちゃうんですね

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「フラ」の定義

歌(チャント)と踊りのこと。身振り、ジェスチャーは言葉と連動しており、その踊りは抽象的表現ではなく、動きに具体的な意味をしたがえた踊りである。

フラのはじまり

ハワイを含むポリネシアの島々には文字がなかったため、ハワイではカフナ(祈祷師)がオリ・チャント(唄)によって祈り、人々の気持ちや言葉を伝えていました。

神々のエピソードや歴史の出来事など・・オリを通して伝えられていました。

ハワイの自然は神々の気配に満ちた場所であり、人々はその自然の中に神をみていたそうです。

カフナはハワイの自然のなかに神話と伝説に織り込んでいきました。

人々は祈りの中に希望や安らぎを見出そうとし、カフナの言葉は人々の支えとなっていました。オリは人々に伝えていく大切な表現であり、それを体で表現するのがフラでした。オリだけでなくフラにも人々は神聖なものを見出し伝えられていきました。

始まりは神々に捧げる神聖な儀式でしたが、人々は踊りを通してあらゆる事柄や感情を表現できるようになり癒しだけでなく芸術や娯楽としてのフラも人々の精神をはぐくんでいきました。


改めて歌詞がわかっていないと、踊れないという理由がわかり反省です・・・

自然は恵みであり、神々に祈る。人々にとってオリとフラは生きる上で支えであったんだろうと思いました

アウアナ(ʻauana)とカヒコ(kahiko)とは

フラはアウアナ・フラとカヒコ・フラに分かれます。

私が習っているのはアウアナですが、力強いカヒコも憧れます!

伝統的なカヒコ

カヒコは(古い 原初の)という意味

ハワイの自然やハワイの神々、王に捧げられる神聖な儀式に基づくもの

フラを習い始めてから知りました

チャンターの歌と打楽器で踊ります

メリモナークのカネダンサーによるカヒコは迫力満点です

現代的なアウアナ

アウアナは(旧式から解き放たれた)という意味

フラといえばこちらのイメージでした

一時期禁止されていたフラが復活し、西洋の楽器とともに踊られるようになったフラがアウアナ

素敵なダンサーさんを見るとワクワクします!

オリとメレとチャントの違い

演奏をしている方々や先生達の話を聞いていても「❓」な時があります

オリ?メレ?チャント?

違いが曖昧なので調べてみました!

オリ(ハワイ語)→古典フラで使用 祈り カヒコを踊る前などに行う 踊りを伴わない

チャント(英語)→オリを英語でいう 踊りを伴う

メレ→歌 歌唱 現代フラで使用

メレ・オリ→オリのうちの節回しがあるもの 踊りを伴わない 最近の歌唱に近い

メレ・フラ→メレに踊りや演奏を伴う


オリとチャントの使い分けは、カヒコを踊る前にオリを捧げ、先生のチャントで踊るといった感じでしょうか

フラの始まりと今

オリはく日常的な身近なものも唄うように変化していき、民衆にも歌(メレ)として広まっていったようです

今はハワイ観光では欠かせず、日本でもあちこちで踊られ華やかなイメージのフラですが、ここに至るまでに様々に変化しているのですね

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